久しぶりに服を買った。

昼過ぎ、女子校の頃の友人と神戸で待ち合わせてお茶を飲みに行った。 その後特に予定も無かったので服を見にいく。お互いに「服を見るなんて久しぶりや」と口々に言い合いながら。 駅前のデパートの自動扉をくぐる。くらっとくるほどまぶしい照明。それだけ…

政治のことを考えるといつもモヤモヤしてしまう

‪ウーマンラッシュアワー 村本さんのTHE MANZAIのネタのことを時々思い出す。いつもふと思い出してはモヤモヤしてしまうから、今更すぎるけれど、自分なりに感じたことを書いてみようと思う。‬ ‪村本さんの、普段腫れ物のように扱われている類の時事ネタに対…

くたびれた星

仲良くなり始めの夏の終わり、誕生日の話になった。その人の誕生日を聞くとわたしと日が近かったから、それを伝えるとおめでとうって言い合おうと喜んでくれた。 翌日にその人がとある海外キャラクターが大好きだと言っているのを聞いて、わたしもそのキャラ…

もう少しで終電の駅に着く

悲しみやさびしさにそっと寄り添えるようなやわらかい光のようなものになれたらな、と思う。 そのためには自分のことをどうにかしなければならない。何回も同じところをぐるぐるしてしまっている。不器用なので時間がかかりそうだけど、遠回りしてもそれが…

靄の中

夏が終わるあたりから少しやばいな、とは思っていたんだけど、もう大丈夫だと油断してた。自ら進んで思考停止する日が続くとやがて靄の中にいるような気分になる。 何年間かずっと靄の中を漂っていた。でもある日ぱっと光が射してきて、それまで辺りを覆っ…

東京の台湾料理

どうしても聴きたい講演があって、日帰りで東京に行ってきた。本当は一泊するつもりだったんだけど。 ベンガル地方のヒンドゥ、ムスリム研究をされている文化人類学者、外川先生の講演だ。 講演について、というかそれに関連する内容(南アジア、文化人類学、…

境界を無くす

四谷三丁目のチェコ料理屋に来て、お店の方と話していたら、アニメーション作家ヤン・シュヴァンクマイエルの本を勧めてもらった。チェコアニメの中における異端児的存在のシュヴァンクマイエルだが、先日までそんなことはつゆ知らず、ただただ好きだなと思…

ミドリムシラーメン

雨。 ゆるい坂道を傘をさしながら歩いて、ミドリムシラーメンを食べた。なんの変哲もない味。ひげもじゃの店主。緑色のスープ。 山と田んぼが広がる町の片隅の、レコードと太陽と人形がたくさんいる部屋で寝させてもらってる。静。スヌーピーもたくさんいる…

春はめちゃくちゃな気持ちになる

四月。小さいサイズの缶ビールを買って、桜がみえる場所まで歩けたらな、とか思う。 学生支援室に行かなきゃいけない。季節の変わり目は学生支援室。種々の手続きもあるけど、だいたいは出席が足りないゆえの成績不良やそれによって奨学金の継続が危うくな…